アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

エンジニアYくん④ 噂の彼(36歳記)

次に仕事場でYくんを見かけたのは、あの夜から2週間後でした。


仕事が落ち着き、しばらく残業をしていなかったので、Yくんを見ていませんでした。(フロアが違うので、わざわざ行かない限りはほとんど会うことはない)


会社の全体集会が行われ、数百人という人がホールへ移動する時にYくんをみつけました。遠くにいるYくんを見て、「あっ」と思い、目があった時、笑顔で手をふってくれました。
カラオケの夜のことは、だれにも話していなかったので、二人だけの秘密を共有しているような気になりました。


集会の後、火災訓練が行われました。
訓練で野外に部署ごとに整列している間、Yくんが女性たちに囲まれ、楽しそうに話しているのが見えました。


自分は、ただ単に彼のファンの一人だから。。。目で追っている自分が恥ずかしくなりました。


またもや、同僚(女性)が言いました。
「Yさん、今、彼女はいないらしいですよ」


わたし「な、なんで、そんなこと知ってるの?」
同僚「●●部署の人が言ってた。誰かが、本人にきいたみたいよ」


。。。おそろしい。会社の情報って(ゴシップ?)すぐに広まるから。。それに彼女がいないって、そう言ってるだけかもしれないし。ーーまぁ自分には関係ないことだ。


同僚「でも、最近、朝帰りしてたって言うから、本当は彼女いるのかもね」


。。どきっとしました。


ーーーそれ、あのカラオケからの帰りじゃ?? 。。まさか、違うよね。


わたし「なんで、そんなプライベートな事までみんな知ってるの?」


同僚「うちの部署のMさんが同じ会社の寮だから、そう言ってた。」


わたし「へ~、会社の寮なんて住むもんじゃないわ、何でも噂になるし。こわいね~。」


同僚「たとえ彼女がいなくても自分の歳では、まぁ、チャンスがないですけどね~。残念。」


と、30歳の同僚がいいました。