Yくん⑰ 想定外の告白① (36歳記)
夏の終わり、Yくんがシンガポールから戻り、ついに会うことになりました。
最後に会ったときから、すでに2ヶ月は、たっていました。
何を言われるのか、
もしくは、逆に何も言われない(スルーされる)かも、そんな不安でいっぱいでした。
期待をせずに会うことにしました。居酒屋の個室に入りました。
Yくんは、シンガポールでの研修の話などをしはじめ、昔のように楽しく会話ができました。
しかし、このまま終わらせてしまってはいけないと思い、意を決して
「なんであれから急に連絡くれなくなったの?」と切り出しました。
するとYくんは、少し考えて、想定外のことを語りはじめました。
Y「●●さんのこと、僕は好きなんだと思います、たぶん一番好きです。」
わたし「え。。。」
Y「会っていて楽しいし、一緒にもっといたいと思う。何かあれば話を聞いて欲しいから、連絡するし。。」
告白のようにきこえるこの言葉、でも考えこんだ表情で静かに語るYくん。
Y「実は、、2年くらい前から彼女はいないんです。。」
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