杉村さん3(ITエンジニア)迷い(35歳記)
家に帰り、しばらくぼーっとしながら、杉村さんの言った言葉を思い出しました。
彼の頭には ”たばこを辞める”ということ考えは一切なく、逆に吸うことがリベンジと考えていること。
家族が不幸にも早くに亡くなり、独りになって、いろいろと辛い経験をしているのだろうけど、
”俺はガンにはならない、健康で幸せになってやる、たばこは一切辞めた”
という、前向きにはならず、
”もっと吸って吸って、肺癌になってやる” という思考が理解できなかった。
やけになっているのか、かなり後ろ向き。
40代で両親が亡くなっているということは、彼もあと数年でそうなる可能性もあり、事実、4歳年上のお兄さんはすでに他界している。。。
もしかしたら、自分と一緒にいるうちに、やっぱり俺は両親の二の舞にはならない、タバコは辞める、となってくれないだろうか? 辞めてくれる可能性にかける価値はあるのだろうか。。。 そんな時間は自分にあるのか。。
そんな事を考えていたときに、あの検事の井上さんから、突然メールがきました。
”お久しぶりです。お仕事大変だと思いますが、頑張ってください”
とても業務的でかたいメッセージでした。
そして”今日は寒いですね、もう少し暖かくなればまたお食事でもしたいですね”
と返信しましたが、返事はなし。
全く何を考えているのかわかりません。近況さぐりのメールでしょうか? もうこちらから、婚活サイト上のお断りをクリックしようかとも思いましたが、そのまま放置しました。
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