アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

加賀さん3(ラガーマン)告白(36歳記)

加賀さんと、次の週末に埼玉にある神社に初詣に行くことになりました。
1月も半ばをすぎていたので、そんなに人は多くなく、すんなりと進めました。そして、手をあわせながら「誰かといいご縁がありますように」とこっそり願いました。


加賀さんをチラリとみると、神妙な面持ちで祈願をしていました。そして長い。。。長い


おみくじを引いて、甘酒を飲んだり楽しく時間はすぎていきました。


そして加賀さんは突然告白しました。


「実は。。。今、職を失ってしまって」


「。。。え?」


「婚活どころではないんだけど、よかったらまた会ってもらえるかな」


「。。。、え、お仕事辞めたんですか?」


出版社の方で大きなリストラがあったらしく、今は職探しをしながら、ネットの記事をかくアルバイトでつないでいるらしい。


「そうですか、大変ですね。でもきっと長年の出版社での経験がおありだから、すぐに次の仕事がみつかりますよ!応援しています。」


とだけ伝えました。


「失職がきっかけで、また鬱っぽくなってしまって。ほとんど家にこもってた」


「そうなんですか、大変でしたね」としか言えず。


その後、彼の話から、そもそも、長年うつ病を患っていた、やっとよくなりはじめたので、結婚して落ち着いた生活をしたいと思い婚活、その矢先にリストラがあり、再び鬱の症状がではじめた、それでしばらく会えなかったとのこと。


正直にすべて話してくれた加賀さんには、感謝したいと思いましたが、そんな彼を支えたいという気持ちは持てず。申し訳ないけど、そこまでの気持ちはない、と正直思いました。(すでに恋人同士ならまた別の話ですが)
 
そんな彼を支えていきたいと思える、素敵な女性をみつけてください、と強く願いました。そして、正直にそれを伝えました。


これは、かなり辛いことでした。自分がひどいことをしているような罪悪感にも襲われました。


友人としてなら、時々あって励ましたり楽しい時間をすごしてもいい。けどそれは、婚活しているもの同士、お互いに無駄な時間になるだろうし、変に期待をさせても相手をさらに傷つけるかもしれない。


いろいろ考えて、やはり「申し訳ないですが」という結論に達しました。