トーマスのことば① (37歳記)
お通夜やお葬式では、叔父や残された家族の気持ちの支えに少しでもなれるよう、常に気をはっていました。
叔母と親しくしていた妹さんの悲しみ方が尋常ではなかったため、側にずっと付き添っていました。彼女は聡明で、いつも優しい人でした。なぜ独身なんだろうか、と疑問に思ったこともありましたが、きけませんでした。
客観的に、もし生涯未婚で、一番親しい人が亡くなった時に、自分はどうなるのだろう、という考えが頭をよぎりました。
全てが終わると、ホッとしたのか、強烈に悲しみと、孤独感があふれてきました。
玉木さんとは、近々会う約束があったのですが、メールで事情を伝え、そういう気分ではないので、とお断りをしました。
そんな時、ラインでメッセージが
「久しぶりに、ごはんでも食べようよ」
トーマスからでした。
そして、事情をラインで説明すると、すぐに電話がかかってきました。
トーマス「大変だったね、大丈夫?」
なぜか声をきくと、急に涙がこぼれはじめ。。気が付くと号泣していました。
トーマス「〇〇さんを、僕がささえたい」
僕がささえたい。。。?
確かにトーマスはそう言いました。
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