公務員 近藤さん② ガジェット(36歳記)
翌週の土曜日、また近藤さんとお会いしました。実際にアパートを目でみて、確認したほうが想像するより話が早いと思ったのです。
部屋中にガジェットってどの程度なんだろう?大げさに言っているだけかもしれないし。。それにそんなところを正直に見せてくれるということに、少し好感が持てました。
彼は目黒区の川沿いにある、高層マンションに住んでいました。正直、家賃が高そうにみえました。
2LDKの部屋で、ドアを開けると廊下。そこには何もガジェットはありませんでした。
が、が、部屋には、よくわからない機械?配線の山、やま、やま。。。機械が積み上げられていて、そこからでているコードがうじゃうじゃしていました。またチップのようなもの?も、たくさんありました。
これが、言ってたガジェットか。。。 「。。。。。。。。。。。」
これは何ですか?? 近藤さんは嬉しそうに話はじめました。趣味で音楽の音源を作ったり、曲のアレンジをして楽しんでいるとか。。??
自分にはよくわかりませんでしたが、とにかく熱く語ってました。「作曲ではなく、アレンジ、趣味で」と言ってました。。
わたし「それにしてもこんなに機械って必要なんですか?」 「いや、いいな~と思ったらすぐ試したくなって買ってしまうし、買うと捨てられないからどんどんたまっていくんですよ。ここ以外にも場所を借りてて。」
わたし「え?他にも??トランクルームとかってことですか?」「そう、毎月ガジェットのためにお金を払ってる」「。。。。。。」
すごい、やっぱりすごい!給料のほとんどがとんでいく、と言ってたことを思い出しました。いくら公務員でも、家庭にいれるお金はほとんどない、ということ。それはやっぱり無理だ、と確信しました。
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