バンコク5 さようなら、ソム(36歳記)
次の日、ソムが仕事に行っている間に、置手紙を書いて、荷物と共にこっそり豪邸をでました。お世話になったお礼と、愛人(?)お断りの意を丁寧に書きました。
メイドと話したところ、ソムには第2夫人or愛人もいるようでした。(やはり!)
しかもタイでは、結構よくある話ということも初めて知りました。メイドも、「なぜ自分から泊まりにきておいて、急に帰るのか?」というようなことを言っていました。(愛人としてきていると思われてたのか!)
メイドは、「ソムさんいい人、ソムさんかわいそう」というようなことを、片言の英語でずっと言っていました。
価値観(文化?)が違いすぎる。。
一瞬でもプロポーズと勘違いし、テンションがあがり、、、そして、現実に引き戻されました。
あぁ、結婚までの道のりは遠いなぁ。。。どこまで続くのか。。。
残りの二日間は、急遽安宿を探し、一人でのんびり観光をしました。
帰りの飛行機では、短い滞在で起こったことを思い出しながら、一瞬でもソムとのセレブ生活を想像した自分を笑ってしまいました。
そして同時に、友だちとしてのソムを失った悲しさも感じていました。
もう二度と会うことはないだろうな。。。
さようなら、でも、思い出をありがとう、ソム。
飛行機の窓から日本が見えるにつれ、少しずつYくんとの再会も考えだしていました。
あぁ、終わらないで!
36歳の夏。。
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