歌舞伎町 ゲイnight ①(36歳記)
繁忙期に入り、仕事がまた忙しくなり始めました。
いつものように残業をしていると、Yくんがフロアに降りてきました。
Yくん「今日、仕事が終わり次第、新宿に行くんだけど、行かない?●●さん落ち込んでるみたいだし、パーっと遊ぼうよ」
わたし「この時期に仕事帰りに遊ぶってすごいよね、若いね、さすが」
Yくん「こういう時だからこそ、遊ばなきゃ、それに金曜日だしね」
仕事は山のようにあるし、エンドレス。確かに時間は自分で作らないとキリがない。
Yくんに遅れて、後ほど新宿で待ち合わせることにしました。
もう10時半すぎてるけど、完全に朝までコースだよね。。。
次の日のことを考えるとゾッとしながらYくんを待ちました。
笑顔でYくんがやってきました。「一緒に行きたいところがあるから」
そういって、Yくんに連れらたところは歌舞伎町の、あるゲイバー。確かに一度行ってみたいとYくんに話したことあるけど、まさか本当に来るとは。初体験!
ビルの5階のフロアにひっそりとあるバー。中は少し薄暗くて、カウンターにママと呼ばれる小太りの中年(元)男性が接客をしていました。ママはおしゃべりで、陽気に自分たちを迎えてくれました。カウンターに座ると軽く自己紹介をしました。
ママ「あら、いやだ、あなたストレートなの、つまらない」
そう笑われました。「つまらない人生ね(笑)」、と。そして、Yくんは、ゲイ(?)バイ(?)的な紹介をしていました。そして、ママに「ハンサムね〜」と絡まれていました。
ママが言うには、店内は全員ゲイかバイかレズ。自分一人がマイノリティーという初めての経験をしました。
確かに、見渡すと男性カップル、女性カップルばかり。
男性カップルはイケメン同士が多い。。芸能人レベルのかっこよさ。。
つい隣に座った超イケメンカップルに、「もったいない、すごくハンサムなのに」という言葉が出てしまいました。こんなにハンサムなら女性にモテモテだろうに、という思いで。
女性にモテてもなんの意味もないから、そもそも褒めの言葉でもなんでもない、と笑われ、はっとしました。
ついつい、自分中心の考えの言動で、軽率だったと反省しました。
しかし彼らはみんなとってもフレンドリーで、バーにいる誰もが気軽に話しかけてくれました。なんて素敵な世界。特殊な世界だけに、みんな結束が強いんだろうな、と感じました。
かなりお酒も入った頃、Yくんに、マイケルのことを話しました。
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