マイケル⑩ 日本庭園(36歳記)
紅葉を見に、京都まで行こうとマイケルに誘われました。
京都まで日帰りでも行けるけど、せっかくだから一泊しようとマイケル。
お泊り?? ドキドキしましたが、冷静に考えると、仕事が忙しくなり、週末も出勤していた為、やはり日帰りでないと難しいと伝えました。
「週末も出勤?大変なんだね、信じられない」とマイケル。
確かに、公務員の方や外国人にはあまり理解してもらえないかもしれないけど、休日出勤は繁忙期にはよくあることでした。
結局京都ではなく、妥協して、都内の日本庭園にマイケルと行きました。
せっかくなので、園内にある茶室に入りました。中では着物を着た女性がお茶をたてていました。
マイケルは少し興奮気味でした。
二人で園内をまわったり、お茶を楽しんだり、ゆっくりとした時間を楽しみました。
ベンチに腰掛けて、しばらく沈黙があった時に、シンガポールの元カノとは別れているのか、確認したくなりました。
言いかけた時に、
マイケル「そういえば、来週から友人がシンガポールからやってくるんだ」
と、そう言いました。
ーあの元カノ?
そう思ったし、ききたかったけど、自分がなんだかものすごい嫉妬深い嫌な女の感じがしたので、何もききませんでした。
わたし「そうなんだ、楽しんでね。東京は初めて?」
そうきくと、「いいや、2度目。今回は京都に一緒に旅行に行く」、と言っていました。
自分も誘われたけど、行かなかった京都に、きっとあの彼女と行くんだ、そう思いました。。
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