トーマスと晩御飯② (37歳記)
わたし「実は、今、体調不良で薬を飲んでて、その薬はアルコールを避けないといけなくて」
そう言うと、トーマスは「そうか、そうだね、前に言ってたよね。」と言ってノンアルコールの飲み物をオーダーしてくれました。
そして、気が付くと、体調不良のことや、実は休職してたことや、復帰して部署が変わったことなどペラペラと話していました。
わたし「あ、ごめんね、ネガティブな話ばかりで」
トーマスは「いや、なんで謝るの?今日も疲れてたんじゃない?大丈夫?。でも来てくれてありがとう、僕はうれしいよ」
わたし「いや、精神的に楽しいことは、大丈夫だから、今日は楽しく過ごせそう」
トーマスに対して、”この人は自分を絶対に傷つけない”という、なぜか不思議な安心感があり、スラスラと身の上話をしていました。
トーマスはストックホルムから2時間ほど南の田舎街出身で、姉が一人いるということがわかりました。そして、日本の文化が好きなので、とりあえず文化ビザで来たけど、もともとは、スウェーデンでIT関係の仕事をしていたということも。
わたし「スウェーデンは綺麗な街みたいね、いつか行ってみたいな」と何気なく言うと、
トーマス「じゃあ、僕の実家に遊びにおいでよ!」と言いました。
へっ? それは、、すごく行ってみたいけど、そんな、突然言われても。。
それに、付き合っているわけでもないし。。。
トーマス「きっとすごく楽しいよ、僕の両親もきっと喜ぶと思うよ」と無邪気な笑顔で言いました。
「楽しいよ」。。
そりゃね。楽しいでしょう、行けば。
若い、、、な~。
若いっていいな。
自分は婚活している身で、相手も早くみつけなきゃいけないし、仕事も復帰したばかり。
そんなに簡単に、したいことを思い切りして、生きてはいけない現実があるんだよ。若い頃と違って。。
。。そう思いました。
とりあえず、「来週出発だよね、楽しんできてね。」とだけ伝えました。
※コメントくださる方々、ありがとうございます。公開はしませんが、全部読ませてもらっています。
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