Yくん、ついに(37歳記)
久しぶりにYくんと都内の喫茶店で会いました。
わたし「もうすでにドイツに行ってるのかな、と思ってた」
Y「ビザの関係でいろいろと遅れてしまって、やっと来週、成田から出発できることになったんだ。」
わたし「もう本当に行くんだね、寂しいけど、おめでとう。」
Y「そうだ、今日、久しぶりに、前によく行ったカラオケに行こうよ!二人でよく行ったところ」
結局、昔のように、楽しい時間はすぐに過ぎて、真夜中までカラオケBOXにいました。
ああ、やっぱり気を使わないし、楽しくて時間がすぐに過ぎてしまう、こういう関係がいいなぁ。残念ながら、玉木さんとはそういう時間を過ごせないけど。。。
そんなことを思ってしまいました。
Y「その、前に言ってた結婚する相手の人はどんな人なの?」
Yくんに、一通り玉木さんのことを話した。
Y「なんだか、あまり嬉しそうじゃないね。。大丈夫なの?」
実は。。。一緒にいて、そんなに楽しいとか思えないんだけど。。
でも。。。
もう結婚するということになってるし。。。
いい歳だし。。。
など、いろいろと話していると、Yくんは厳しい顔になり、
Y「。。。はっきり言うけど、●●さんはいろんなことにチャレンジしてきて、とっても前向きで強い人だと思ってたし、真っすぐで、筋が通ってると思ってた、そういうところが好きだったけど。。。
でも、今はとっても後ろ向きだね。。。
なんだか、結婚する儀式のために自分の気持ちを犠牲にしているようにきこえるよ。。。
●●さんらしくない、というか。。」
悲しそうな顔をしました。
そして、微笑みながら、
Y「まあ、僕を見た後ではいい男性は、なかなかいないか。。。」
と冗談ぽく言うので、
わたし「そうそう。Yくんの後ではね。難しいよレベルが上がってしまって」
と言うと、
Y「ゲイだからね。かゆいところに手が届くというか、、そんな男性はいないと思った方がいいよ。僕が完全に男だったら、きっと●●さんも、好きになっていないと思うよ。僕のことは。」
わたし「どういう意味?」
Y「女性の立場の気持ちも、普通の男性よりは理解しやすいからね。こんなに気軽に話したり出来るんだと思うよ。分かり合いやすいでしょ僕とは(笑)でもそれは妄想だから」
そうなのかな?Yくんは、人間として魅力的だとしか思わないけど。。。
微笑むYくんをみつめながら、
自分が好きになった人とは一緒になれないんだな、とつくづく思えた。
トーマスのことも惹かれているけど、どう考えても一緒にはなれない。
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