アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

まだ闇の中 (37歳記)

ずっと闇の中をさまよっているような感覚。


仕事をしている時だけが忙しさに紛れて、多少救われた気分でした。


ある日、学生時代からの友人で、専業主婦をしている友達に話をきいてもらいました。


友人「それは、マリッジブルーの酷いやつじゃない??」


そうなのか、、そうかとも思ったんだけど、もう何もかも辞めたい気分なんだけど。。。


友人「そりゃあ、好きな人とでもいろいろと不安があるのに、好きでもない人とならもっと不安だよね」


友人には、以前玉木さんとお互いのことをまだよく知らないことや、好きという感情もないことを話していました。


私「今は、正直、本当に何もかも、やめてしまいたいんだけど、これは一時的なものなのかな?」


友人「普通はやめて後悔すると思うけどね。。せっかく婚活でみつけた相手だし。。


でも。。。やめてスッキリするなら、本当にこの結婚はやめておいた方がいいのかもね。。」



友人の言葉が胸につきささる。。。


そして、玉木さんとのことをやめにする、ということを想像すると、急にスッキリと空が晴れたような気分になる。。


やっぱり。。。


やっぱり無理なのかな。自分には。。


いや、


独身生活が長すぎて、自由が多かったから、自分はその分人よりも不安なだけ、そう言い聞かせてみた。。

玉木さんとのこと② (37歳記)

急に涙がこぼれだしたので、玉木さんは驚きとまどっていました。


玉木「どうしたんですか?」


わたし「わからないんです。すみません、なんか情緒不安定で。」


その後も必死に涙をこらえましたが、子供のように涙が溢れ出してしまいました。


玉木さんには深く謝罪をして、そしてその日は帰りました。


家につき、急な不安が襲ってきました。今まで感じたことのないようなどんよりとした、


自分ではどうにもできないような、深い深い闇の中に入ったような暗い気分。


布団の中にもぐりこみ、ずっと泣いていました。


いつか、この深い闇からぬけきれるのか。。。なんでこんなに悲しいのか。


まったくもって婚活してきた意味がわからない。


やっと、やっと旅が終わりそうなのに、なんでこんなにすんなりといかないのだろう。。。


そのうち、天井がくるくるとまわりだした。。。


不安に不安が重なり、呼吸が乱れてきた。。。


全く面倒くさい自分は、と思いながら、ギュッと目を閉じました。

玉木さんとのこと(37歳記)

トーマスとはしばらく会っていない。もちろん、もう誘われることもない。


でも、色々と話したいことがあるし、夜になると、トーマスとの楽しかった時間を思い出してしまう。


いやいや、自分は、平凡で穏やかな生活がおくれそうな玉木さんを選んだのだから、、、


そう自分に言い聞かせていました。



週末、玉木さんと再びスーツを選びに行きました。


そして、帰りに玉木さんが


玉木「今日、母親が晩御飯を作ったからよっていけば?って言ってるんだ、一緒にくる?」


と突然言いました。


心の準備が整っていない。。。


でも断る理由もないので、玉木さんの実家に再び行くことになりました。


母親が優しそうに迎えてくれました。


母「いらっしゃい」


微笑んでいました。 奥から父親もやってきました。父親もにこやかでした。


鍋をみんなで囲みました。前回よりは少し緊張はとけましたが、玉木さんの母親が


母「みんなでにぎやかにご飯を食べるのって楽しいわね。結婚したら毎週こうやって一緒に食べましょう。楽しみにしているわ。」という言葉や


父「子供が出来たら、忙しくてそうもいかないだろう」という言葉にドキッとしました。


そして、「お父さんが先に死んだら、私は●●さんにお世話になるんだから、今できることはしておきたいわ、毎週いらっしゃいな。」という母親。
つまり、父親が亡くなった場合は同居という意味? はっきりはわかりませんでした。


世間一般ではあたりまえのことなのかもしれないが、そういった、家族としてのつながりやお付き合いに覚悟が出来ていないのか、未熟な自分はとても悲しい気分になり、、、


正直、逃げ出したい気持ちになりました。


なんとか作り笑顔でのりきり、玉木さんのご両親とお別れし、帰路につきました。


玉木さんが最寄り駅まで送ってくれました。


しかし、歩きながら、ついにいたたまれない気持ちになり。。。


ついに涙が流れてしまいました。


人前でどうどうと泣くなんて、、本当に久しぶりで、恥ずかしい。。


でも止まらない。。。