微笑みの国タイ、バンコクへ (36歳記)
8月に入り、タイのバンコクへ直行便で行きました。空港にはソムが迎えに来てくれていました。5年ぶりに見た彼は、少しふっくらとしていましたが、変わらない優しい笑顔でした。
(年齢は知りませんが、たぶん同じくらいの歳?)
バンコクの空港をでると、ムッと暑さがこみあげてきて、アジア独特の臭いがしました。
ソムは、かつての同僚だけど、今は故郷のバンコクで、語学学校と旅行会社などを経営していました。昔から志が高い人だったけど、立派な経営者になるとは、当時、思ってもいなかった。頭がよく、いつも優しく支えてくれた彼を、とても尊敬していました。
案内されたソムの家は高台にあり、バンコクの中では高級住宅街で、庭にプール付きの豪邸でした。ゲストルームが10室ほどあり、そのうちの一つに案内されました。
わたし「大きくて素敵な家~。出世したんだね、ソム。尊敬するわ~」(ソムは日本語が流暢)
ソム「そんなことないですよ、●●さんは、東京オフィスで今も頑張ってますね」
メイドが3人もいたので、食事や洗濯などすべてのことをやってくれました。
なんて楽園!まるでちょっとしたセレブになった気分。
日本での婚活や、嫌なことを全て忘れてリラックスできそう!
ディナーは屋根付きの素敵なバルコニーへ運び込まれました。タイ料理のフルコースをメイドたちが作ってくれました。
わたし「いろいろありがとう、ソム。感謝してるよ~。」
ソム「日本ではお世話になりました。日本は大好きな国。今でも感謝しています、でも働くのは大変な国。」
わたし「本当にそうだよね、働きすぎだよね。」
ソム「タイでは楽しく生きてないとダメ。さあ、飲んで食べてください。」
そう語って、ビールで乾杯しました。
庭から、少し離れたところにバンコクの街並みが見えました。
昔ながらの市場、たくさんの店、混在する乗り物と人々、、バンコク。
独特のにおいと騒音、熱気。ざわざわ、なんだか落ち着かない。
でもこの雰囲気がけっこう好きだ。
なんだかすごく解放された気分になる。
バンコク1日目、終了。
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