アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

Dearトーマス (37歳記)

ゴール地点近に戻ると、すでに親睦会(?)が始まっていました。


ウォーキングの参加者がぞろぞろと民家の建物に入っていき、食事がふるまわれていました。
友人の元に戻り、静かにみんなの輪の中に入りました。
海の幸や、ビールなど。豪勢な食事が用意されているのにも関わらず、何も食べる気がしませんでした。


しばらくして、外に出てみました。海岸ぞいを歩いて行きました。


トーマスが走っているのが遠くに見えました。


本当に走ってる。。。


あれだけ歩いたあとに、よく走れるな。すごい体力、、そう感心していると、


こちらに向かって走ってくるのが見えました。


徐々に近づいてくる。。


どうしよう。


また逃げる?


でもそもそも何で外にでてしまったのか。。


なんで。。。


トーマス


なぜか、名前を呼んでいました。


気が付いて、こちらにやってきました。


トーマス 「!!どうしたの??」


息が切れそうになりながら、「。。。ごはんは?」


驚いた様子でこちらを見ました。


トーマス「会いに。。来てくれたの?」


わたし「いや、そういうわけじゃなくて」


「久しぶりだね、と思って。」













逃げる女(37歳記)

トーマスは驚いた表情で、でもすぐに少し微笑んで「久しぶり。」と小さく手を振りました。


自分も精いっぱい微笑みを作りました。


いてもたってもいられない気持ちになり、反対方向へ歩き出しました。


「ごめん、無理。」友人にそういってその場から逃げました。


「ちょっと待って」と友人が追いかけてきました。


トーマスの友人が「これから飲み会だよ~こっちにおいでよ」と自分たちに声をかけているのがきこえましたが、速足で立ち去りました。


早歩きでしばらく歩いたところで、腕をつかまれました。


振り向くと、トーマス。


トーマス「なんで逃げるの?」


え、なんでって


わたし「いや、ちょっと風にあたろうと思って」


トーマスが微笑んで言いました。


トーマス「みんなでご飯食べて楽しんでてよ、僕は今からちょっと走ってこようと思ってるから。」


「えっ」


トーマス「だから、大丈夫だよ」


だいじょうぶって。。


トーマス「本当に、なんだかもっと走りたい気分だから、僕はごはんはパスするよ、だから行っておいでよ。じゃ」


そう言い残し、海岸線の方へ走っていきました。





会いたくない人(37歳記)

ウォーキングも終盤になり、ゴール地点がもうすぐ見えてきた。


そんな時、背の高い外国人のグループ数人が前の方に見えた。


友人と自分はゆっくりと歩いていたので、気づかなかったのだ。


あの空手のグループだ。ドキリとした


。。。。。。確かに。。。トーマスもいる!! そしてその友達も。。


ヤバい、どうしよう、隠れようか。なんだか会いたくない、気まずいし。。


どぎまぎしていました。まるで悪いことをしたみたいで、犯罪者のような気分


友人がその様子を見て、すぐに質問してきました。


友人「どうしたの?」


わたし「え、ちょっと会いたくない人を偶然見つけちゃった。」


友人「何?元カレ?」


わざとゆっくり歩き、トーマスたちに見つからないようにしながら、友人に、さらっと説明をして、とにかく見つかりたくない、と話しました。


わかるけど、そんなの無理だよ、これから懇親会でごはんを食べたり飲んだりするのだから、絶対にみつかるよ、どうどうとしていれば問題ないよ、と友人にさとされましたが、、


とにかく、、どういう顔して会えばいいかわからない。


小さな島だし、他に行くところもなく、逃げ場がない。。。予約している帰りの飛行機の時間まではたっぷりとある。。


喫茶店とかにでも逃げておこうか、ていうか喫茶店なんてある?? そんなことを考えていると、


「あれ、偶然だね!! ●●さんも来てたの!」


トーマスの空手友達が声をかけてきた。


。。。。。。。


トーマスが振り返り、驚いた顔でこちらを見た。


まるでスローモーションのように、


ゆっくりと、ハッキリと表情が見えました。。。



会いたくなかった人、


いや、本当は一番会いたかった人だけど。。