帰り道 (36歳記)
マンションから最寄駅に向かうと、先ほどパーティで出会ったスウェーデン人のトーマスがいました。同じ路線だったので、途中まで一緒に帰ることになりました。
わたし「パーティどうでした?楽しめました?」
トーマス「そうですね、でも実はあまり人が多いところは、そんなに得意ではないんです」
わたし「わたしも、ちょっと圧倒されて」
確かに、他の外国人と比べてトーマスは少し落ち着いた雰囲気がある。でも見た目から若いんだろうな、と思っていたら、
トーマス「いや、もう28歳で若くないですよ」と言いました。28歳!十分若い。
もうすぐ37歳です、とは言えず、そのまま流しました。
来日してからまだ半年なのに、日本語も流暢でした。来日する前にかなり勉強したらしい。マイケルやイアンと同じ空手道場に時々通っていて、日本文化に興味があるようでした。
わたし「空手道場、私も一度見学したんですよ、会わなかったですね」
トーマス「そうですか、たまたま、いなかったんでしょうね」
そして、思い切ってきいてみました。
わたし「マイケルって彼女はいないんですかね」
トーマス「さあ、いないと思いますよ。いたらgirlfriendとして紹介するでしょうし」
彼女はいない。でも自分も(もちろん)含まれていない。そりゃそうだ。
「実はマイケルに興味がある」、とトーマスにバラしているようなもんだ。まぁいいや、別にこの人には関係ないし。
たわいもない話をして、お別れしました。
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