「僕のことをどう思っているの?」
トーマスは、確かにそうききました。
。。。。。
え、好き、だとは思う。だけど言えない、、というか言わない方がいいと思う。
頭の中は
トーマスは優しいし、一緒にいて楽しいし、きっと付き合ったらすごく楽しい時間を過ごせると思う。でも自分は、もういい歳だから、実は「結婚」がしたくて、今までずっと婚活してて、やっと結婚する可能性の男性が出来たので、付き合うことはできません。
。。。と、正直に言う??
どうしよう、、、ちゃんと言った方がいいよね、
そう真剣に考えこんでいると、
「とにかく僕は、これからも一緒にいたいという気持ち」
「僕の一方的な気持ちかもしれないけど。。」
と言いました。
そして、わたしの顔をじっと見て、
「もし、もし嫌なら、もうあまり誘って困らせたりしないから」
と言いました。
え、トーマスと会えなくなる。。。
。。。。。。
。。。。。。
(、、トーマスと会えなくなるのは嫌だし、好き)
。。。。。思わず言いそうになりました。
その時、
「大丈夫ー??」
空手のメンバーたちが、遅くなった私たちを迎えにきてくれました。