アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

久々の婚活パーティ① (36歳記)

1週間、Yくんからの連絡がなく、せつなさ不安でいっぱいでした。


そして、2週間目は、まだYくんからの連絡を待っていましたが、結局全くメールもなく、ほぼ、諦めの気持ちになっていました。


あれはなんだったのか、という気持ちと、やっぱりただの気まぐれか、という気持ちで複雑でした。


期待することをやめ、吹っ切るためにも婚活パーティに参加することにしました。


某ホテルの会場で行われたパーティは30代限定で、女性、男性15名ほどずつで、回転式に男性が席を変わっていくというパーティでした。今までの自分らしくなく、男性に好まれそうなワンピースを着て、プロフィールには、料理が得意など、女性らしいことを書いてみました。


隣に座っている女性がとても行儀が悪く、肘をついたり、足を開いていたり、下品な男性と下ネタで大声で笑いながら盛り上がっていて、とても不愉快でした。
こんな女性いるんだ、それも婚活パーティで、と正直驚きました。


人のふり見て我がふりを、ということで気を取り直し、パーティに集中しようと努力しました。
しかし、フリータイムには、あの下品な女性に、男性たちが数人群がっていました。


観察していると、群がっている男性たちと、やはり下ネタで盛り上がっていました。
居酒屋でもあるまいし、初対面の人としかも婚活の場で、すごいなぁ。

でも、まあ、気が合う者同士なら、ノリがよくて楽しいんだろうな。。


本人たちが楽しいなら、きっとそれが一番。


ある意味うらやましい。。。自分には無理だけど。。。。


Yくんのことをふと思い出しては、胸が痛くなりましたが、もう可能性のない、若い人のことを考えるのはやめようと自分に言い聞かせていました。


フリータイムで自分のところに来てくれたのは男性二人でした。

一人は、年下32歳で専門学校卒。建築業。(自分でログハウスを建てたということで、その話で盛り上がりました。少し興味が持てました)


もう一人は、38歳で普通のサラリーマン。顔も話も特に特徴がありませんでした。
そして特別な理由がないのに、両親と同居中で、独り暮らしの経験が一度もないというのが少し気になりました。












Yくん ⑮ 夢からさめて。。(36歳記)

次の朝、Yくんと寮でブランチを食べたり、昼すぎまで、ダラダラしてすごしました。
雨も止んだころ、自分のアパートに戻りました。


アパートについてから、しばらくは幸せ感に浸っていました。

思い出すと、顔がにやけてしまう。幸せだった~
まるで恋人のようだった。


ーーーが、気になることがありました。


Yくんは、結局「好き」とか「付き合って」という言葉は一切言わなかった。それにキスの後も、一切身体にふれてくることもなかった。

自分だけが舞い上がって浮かれていた気がして仕方がない。


それに、もし仮に付き合えたとしても、彼の年で自分と結婚なんて、まず考えられないだろうし、、。そんなことを切り出したら、当然引かれるだろうし、、、。


彼との将来はない気がする。


そもそも、ただの気まぐれかもしれないし。。


若いし。。キスくらいみんなとやってるとか??


だんだんとネガティブに考える自分。


それに、もっと不安になったのが、少し考えこんだような表情をしていたYくん。


もしやキスをして、「しまった」と後悔したのかもしれない。。。


勘違いさせてしまった」と。。



なんとなく、連絡はもうこないかも、という不安。。。。





そのあと、自分から連絡はあえてしませんでした。


そしてYくんからの連絡もありませんでした。。。。



Yくん ⑭ 夢ごこち、ついに。(36歳記)

泊まっていっていい、というYくん。
いったい、Yくんは自分のことをどう思っているんだろうか。。


女性の扱いも上手だし、かなり女性慣れしてる感じがする。でも女好きという感じでも全くないし。 ただ単に親切
他の友達にも、こんなことしているのだろうか? 


Y「これ、飲んでみてください。」
Yくんは、ジンとオレンジやいろんな果実を混ぜてカクテルを作ってくれました。
わたし「おいしい~」
Y「でしょう、僕はベリー系が特に好きなんです」


一緒に映画をみたり、カクテルを飲んでいるうちに、少し眠くなりました。


Yくんは、「シャワーをあびてきますので、ゆっくりしててください」、とバスルームへ。自分はリビングでうたた寝をしてしまいました。


魅力的すぎる。。こんな素敵な彼氏がいたら、別に結婚できなくてもいいなぁ~ 


完全に幸せ気分に浸ってしまい、婚活をしていることなど、もはや、どうでもよくなっていました。



目を開けるとYくんがシャワーをすませ、着替えていました。


そして、


隣にYくんが座りました。恋人のように、かなり近い距離


Yくんは静かにじっと自分の顔をみていました。


。。。。。 ドキドキ。


何か言いたげな感じがしました。


なんとなく恥ずかしくなり、目をそらせました。



何かを言わなければという気持ちで、


わたし「あの、Yくんっていつもやさしい。。」


と言いかけたとき、Yくんは自分の手をにぎりました。


えっ


そして、Yくんはゆっくり顔を近づけ、、


Yくんの唇が。。。。ふれた。。


やさしく、そっとキスをされました。 ーー目を閉じて、じっとしました。


あの、これって、好きってことだよね。。? そう思っていいんだよね、、、??


ドキドキドキドキ。。



少しして、離れて、


Yくんは少し考えこんだような表情をして、


「ぼくはソファで寝るので、ベットを使ってください」とだけ言って、別々に休みました。



Yくんは、すぐ近くにいるのに、、、それ以上触れられない寂しさをちょっぴり感じていました。