アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

フレディとの決着(36歳記)

あの夜以来、フレディからよくプライベートの電話がかかってきました。が、ずっと無視をしていました。
ある日、仕事の関係でフレディとオフィスで会ったときに、近づいてきて
「今度、一緒に遊びに行こう」と誘ってきました。「もし奥さんがOKするならね」と言ってみました。


フレディはしばらくだまり、初めて、今までふれていなかった奥様とのことを話しだしました。
実は奥様とは数か月前から別居中で、ほとんど会っていないということを告白しました。離婚を考えているということも。
。。。。。。。


いくら別居中でも離婚しているわけじゃないし、それに、この先離婚するかどうかもわからない。これは不倫男性のよくある手口では??


とにかく、


婚活中の自分には”やめておけ、もう無駄な時間はないぞ” という天の声がきこえました。


わたし「とにかく、この間の夜のことは、ただのアクシデントだったんですよ」


フレ「。。。えっ、アクシデント?僕はすごく幸せだと思ったのに」


わたし「あの、本当はわたし、彼氏がいて、結婚を考えています」と嘘をつきました。


フレディはしばらく黙っていましたが、


「...Well, you were playing with me, then....。。。。。(え、じゃあ、僕とは遊びだったんだね)」と言いました。


いや、いや、キスしてきたのは、そっちだし、気持ち的に振り回され、婚活の相手にふられたんですけど、、!


でも何も言わず、否定もしませんでした。


フレ「。。。。お、OK. Good luck.



さようならフレディ、さようなら、ドキドキ


そして、婚活再スタートだ

友達の意見(36歳記)

ほとんどの友達はそんな奴(フレディ)は忘れて、婚活に集中しな、と言ってくれた。


でも中には、なんとフレディとお付き合いした方がいいという友達もいた。


え?不倫ってこと?理由は、


「そんなにドキドキするようなは、この先もうないかもしれない、人生を謳歌した方がいい、もったいない。相手は外国人だし、軽〜くこっちも楽しめばいいんじゃない?それに、●●は一人でも生きていけるタイプだし、仕事もある」という。「歳をかさねても恋愛を楽しんでいく人生もアリじゃない、そういうの、うらやましい」とか。。。


そういうことが器用に出来るタイプならいいけど、いずれ本気になってしまうだろうし、もう若くない。それに、いくら正社員で仕事をしているといっても、不安材料はたくさんあって


●いつ仕事を失うかわからない(40代以上は、今の会社でリストラ対象だ)
●入院やケガをしたとき、頼れる身内がそのうちいなくなるし、老後が心配
●友達もみんな結婚してさみしくなってきた

それに、だんだん年老いていく自分がこれからも恋愛を楽しめるなんて、とても思えなかった。女優じゃあるまいし。。無理無理!


でも正直、久しぶりのドキドキ感を味わってしまった。それは婚活で会った人には持てなかったもの。


友人たち「そりゃーそうよ」「婚活にそんなドキドキ感は無理じゃない」「ドキドキは求めちゃダメよ!」


婚活で出会った人と恋愛できれば、最高なんだけど、なかなか難しい。
そう上手くはいかない。。。。







フレディへの気持ち(36歳記)

その夜、駅までフレディと手をつないでかえりました。映画のようなロマンチックなシチュエーションに完全によっていたのだと思います。
別れ際も、ハグとキスをして恋人気分になっていました。


。。まあいい、この時間だけは自分の気持ちに素直になればいい、また明日からリセットしよう、、。。。その夜はそう思っていました。



次の日、我に返り、急にむなしさ後悔の気持ちがこみあげてきました。



自分は、もう後がないという歳で、婚活中なのに、、、また時間の無駄をしてしまった。。。。


先がない人との付き合いは、したくないので、これからも付き合うことはない。
「以上、終了。」と何度も言いきかせていました。


それに、奥さんが待っているであろう彼のことを本気になるほど、虚しいことはないと考えました。しかもこの歳で。。。


彼にとってはちょっとした気の迷い(もしくは遊び?)だろう。もう、忘れよう、。。


それに、「I couldn't help it..」って、「気持ちが止められなかった」とロマンチックにもとれるけど、要は、「我慢できなかった」、ってことで、それは単なる欲望でしょう。酔いしれるってこわい!!ああ。

フレディへの怒りというより、自分に腹が立ってきました。そんな既婚者と、いい歳をしてなにをやっているんだ、自分は!


仕事上の付き合いなので、全く会わなくなるわけでもなく、しばらくは気まずくなることを考えると、本当におろかだったと後悔しました。


でも、気分に流されて、それ以上は進まなかったことが、唯一の救い。。