結婚相談所では、会ってもらえる前に、年齢できられるという現実を知り、パーティで知り合い、自分を知ってもらう方が有利だと考えました。

そして35歳から36歳へとかわってしまう12月（誕生日）の前に、できるだけの人と出会おう、と決心しました。

すでに顔なじみとなってしまった人達に再び会わないため、違う会社のパーティに参加することにしました。

今度は新橋のパーティで、年収など問わないパーティに参加しました。

そして結婚所で現実を知ったわたしは、初めてプロフィールに喫煙ＯＫの欄に〇を書きました。（自分が吸わないので、避けてたのですが）

これだけは避けたかったけど、もしかしたら大丈夫かもしれない、と妥協案をだしました。

そこで、背の高いスマートなＩＴエンジニアの杉村さんとカップルになりました。
パーティ後に一緒に飲みに行きました。

心の中で、やはりパーティに来て間違っていなかった、こんな楽しい人とカップルになれるなんて！と思いました。杉村さんは見た目もすごくタイプで背が高く、話がおもしろい方でした。
ただ、かなりのヘビースモーカーだったので、そこが難点でした。妥協できるのか自分への試練でした。。。

結婚相談所に入会したからといって、自分が動き出さなければ何も始まりません。
サイトに毎月紹介される男性をチェックし、いいな、と思えばその意志を伝え、相手も興味があるなら、お互い会ってみる、そしてお断りの場合はサイト上でその意志を伝えることができます。お断りはクリックするだけで、いいのです。。。

また、相談所に出向いて、顔を公開している会員をチェックして、いいなと思えば、その方たちにサイトを通して伝えることができます。

あれから一週間たっても井上さんからの連絡がなかったので、相談所にでむき、顔を公開している会員の方をみてみることにしました。人数に制限がありましたが、見た目で絶対無理、と思う人以外は、全員ＯＫをクリックしてみました。十数人にはＯＫをだしました。

当時、自分の考えていた条件は　”自分と同じくらいの人”、　
年齢は5歳上、5歳下まで
大卒（自分が大卒なので）
給料は自分と同じくらいなら可、できれば専門職（自分が専門職なので）
仕事は正社員（自分が正社員なので）
語学は2か国語ができる人（自分ができるので）
趣味が似ている人　スポーツ、海外旅行、写真など
身長は自分が低いので、問わず
初婚（自分が初婚なので）

しかしながら、同じ35歳くらいの男性で、この条件の人はなかなか見つかりませんでした。なぜなら、そのような方々は、女性の2０歳から30歳までを希望されているからです。

後日、こちらから、申し出た方の全員から、お断りをされました。。

ものすごい絶望感でした。。。

20代のころ、彼氏なんて作ろうと思えばすぐにでも出来たのに。。やはり年齢の壁は思ったよりも、ずっと、ずっとずっと高かった。。。。

検事をしている井上さんとは、一日おきくらいのメールのやりとりで、”今日は寒いですね、風邪をひかないように”　など、とりとめのない会話ばかりでした。

仕事の内容についてもいろいろ教えてもらいましたが、あまり覚えていません。確か先輩後輩がしっかりと分かれていて、厳しいようなことを言っていました。

友達に、”検事さんとなんて、いいんじゃない？（写真の）見た目も素敵だし”と言われて、自分の中で盛り上がっていました。　

そして2週間後に、そろそろまたご飯でも食べましょう。というお誘いをいただき、今度は恵比寿で会うことになりました。

前回と同様で、楽しい話で盛り上がりましたが、私が少し井上さんを意識し始めていたので、少し空回りして自分のことを話しすぎてしまった感がありました。。。

それに、自分の中で3回目のデートがあれば、脈がある、とどこかで勝手に思い込んでいて、思い切って自分から3回目の誘いをしてみたんです。。。。が、微妙な反応でした。

友達夫婦と今度、コンサートに行くんですが、一緒にどうですか？　

それから井上さんは、微妙な態度でした。　具体的な話しにはならず、あいまいな返事で終わりました。。。

今考えると、結婚相談所のサイトでは複数の方と同時にお会いするので、まだ、この人と決める段階ではなかったにもかかわらず、プレッシャーをあたえたのかもしれません。。。他にも気になる人がまだいたんだと思います。井上さんがかなりいい、と思っていたので、かなりショックでした。

自分から連絡をするのはしばらく控えようと思いました。