アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

男ともだちK New彼女 (36歳記)

久々に男ともだちKといつもの居酒屋で会っていました。


Kに、Yくんのことをさらっと話しました。
わたし「実は、久々に好きになった人がいたんだけど、かなり年下で、しかも女性がダメだったみたいで。。」
K「女性がダメって、あっち系の人?」


アパートの夜での出来事を話すと、Kは真面目に言いました。「それは本物かもな。」
わたし「Kと私って、長年の友人じゃない?そういう場面だったとしたらどうなると思う?」
K「どうなるって?ベットに誘われて何もしない男なんて、だめだろう。自分ならありえない。」
わたし「でもさ、大事に考えているから出来ない、とか」
K「いや、何もしないと女性に失礼ってこともあるし」
(まあ、肉食系のKにきいてもあまり参考にはならないか。。。)


その時、見知らぬ女性が店内に入ってきました。
笑顔でKに手をふり、こちらに向かってきました。
わたし「新しい、彼女?」
K「新しい、とか強調して言うなよ(笑)」Kは否定しませんでした。


Kの隣に座りました。あけみさんという、細身できれいな若い女性。


Kはあけみさんの好きなものをオーダーし、あけみさんにおしぼりを渡したり、やさしい笑顔を終始むけている。。。彼女なんだから、当たり前だろう。


でも、なんだろう自分に今まで与えられてきたものが、瞬間的に奪われた、この感じ。。


Kと付き合いたいとは、これっぽっちも思わないのに。Kのやさしさはキープしたいという、わがままさだろうか。。。?


ちょっと不機嫌になっている自分に呆れていた。


あけみさんが離席している間に、

わたし「40歳まで独身だったら結婚しようって、真に受けなくてよかった」


というと、Kは


あれ本気だよ。あけみは、来年から海外へ行くし。お互いに今の間だけという約束で付き合ってる」と微笑んだ。


そんな、期間限定の付き合いなんて、、余裕をかましている人たち。


モテる人達の付き合い方? ちょっと自分には理解できない。


そんなKとは、絶対にありえない、とあらためて思った。


Yくん ㉑ 密かな企み(36歳記)

Yくんが、男性に惹かれるということ、を言っているわけじゃないと、もちろん信じていました。


でも、正直「もしかしたらいつか振り向いてくれるかも」、というかすかな希望が心のどこかにありました。
二人で会っていると、彼氏といるような感覚に錯覚する瞬間もあり、自然につきあうことになるかも、という淡い妄想も。だって一度は女性とも付き合ってたわけだし。(失敗したみたいだけど)


その夜、Yくんがアパートに泊まり、ソファで就寝しようとしたとき、つい寂しくなって、Yくんに言ってしまいました。


わたし「やっぱり、一緒に寝ようよ、一人じゃ肌寒いし」(自分から誘うなんて、信じられないほど大胆!!)


普通の男性なら、同じベットに入れば、気がない相手でも、少しはその気になるはず。。


でもYくんは普通じゃないのだが。。。


Y「。。いいですよ。」


そう微笑んで、Yくんが自分のベッドに入ってきました。


そして後ろから、抱きかかえ込むようにハグをしてくれました。


あ~、あったかい。幸せ。好きなYくんにハグされて眠るなんて。。。。


ドキドキドキドキ。。。


心臓の鼓動がYくんに伝わりそうで、必死に抑えていました。


呼吸を整えないと。。。。 ダメ、緊張で絶対に眠れそうにない。。


しかし、


相反して、ハグをしたままの体制で、Yくんは気持ちよさそうに、スースーと寝息をたて、そのまま熟睡していました。


。。。。。


こんなに身体全体が密着しているのに。。。


本当に、何もないんだ。


やっぱり、無理なんだ。。。



愚かな企み、、、失敗。


緊張や興奮どころか、とてもやすらかに眠っているYくんを見て、


「ああ、こういうことか、付き合えないというのは。納得。」


と初めて実感し、心から理解することができました。


Yくんを完全にあきらめた日








Yくん ⑳ 永遠に友だち(36歳記)

Yくんから、また以前のようにラインメッセージがくるようになり、頻繁に連絡がありました。

よく、一緒にショッピングへ行きました。
服選びもYくんが手伝ってくれました。男性の目線で選んでくれるので、彼のアドバイスを完全に信頼していました。
Y「これ、絶対に似合いますよ、きてみて」と言って、試着するたびに、店員さんに「やさしい彼氏ですね」と言われる。
たびたびそういうことが起こり、「彼氏じゃないですけど」と否定するのが面倒くさいので、外では暗黙の了解で彼氏役になっていました。


ある日の土曜日、Yくんが「●●さんのアパートに行ってみたい」と言い出しました。


そこで、Yくんを連れて自分のアパートへ。


Yくんがパエリアを作ってくれるという。一緒にスーパーで買い物をし、一緒に料理を作り、映画を見て。。

普通の恋人が一緒にするようなことを楽しんだあと、「今日、泊まってもいい?」とYくんが言い出しました。


わたし「別に、いいけど。。あ、でもベットが一つしかないから」
Y「ソファで寝るから大丈夫です」


Yくんのことを、女同士の仲いい友達、と思えば、特に問題はない。


でも自分からするとYくんは、れっきとした男性で、見た目もタイプでドキドキしてしまう。


ただ、ロマンチックな関係にならないということだけ。永遠に


以前と違うのは、何も期待をしてはいけない、ということ。


本当に、絶対に、恋人になるのは無理なんだろうか。。。 


Yくんは自分といて本当に楽しそうだし、、


こんなにお互い楽しく時間を一緒に過ごせるのに。。。