アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

バンコク2 ”一緒に住もうよ”(36歳記)

二日目、アユタヤやワットポーなど、観光名所にソムが車でいろいろと連れて行ってくれました。
そして、その夜は、ダウンタウンにある、おしゃれで高級そうなレストランでディナーが予約されていました。

店の前まで来てみて、ジーンズとTシャツという軽装の自分が恥ずかしくなりました。ソムにそれを伝えると、隣の店でドレスを買えばいいよ、と言われました。


一緒にお店に入り、ドレスをみつけ、レジに持っていこうとすると、ソムが、それにあわせた靴やアクセサリーも選んで、といいました。靴を試着している間に、ソムが彼のカードで全て支払いをするように店員に頼んでいました。


いくらお金持ちだといっても、それは、、、ちょっと困る。
しかし、全くききいれてもらえず。


こんなにしてもらっても、お返しができないし、、と本気で悩みました。


いつか東京にきてもらっても、自分の狭いアパートでは泊まってもらえないし。。同じようなお返しもできない。


そんな心配をよそに、ソムは隣の高級レストランでフルコースを頼みました。


そしてストレートに言い出しました、


ソム「●●さんは、まだ結婚していないの?なんで結婚しないの?」(こちらこそ、なんでだろう?)


わたし「ん~、結婚したいんだけど、相手がいなくて。。(苦笑)」


ソム「じゃあ、ここバンコクに残って、住めばいいですよ、僕と」とサラリといいました。


えっ???


そ・れ・は、どういう意味?



もちろん冗談だと思い、


わたし「ハハハ~、ここは楽園みたいで、素敵だけどね~」と笑ってながしました。

微笑みの国タイ、バンコクへ (36歳記)

8月に入り、タイのバンコクへ直行便で行きました。空港にはソムが迎えに来てくれていました。5年ぶりに見た彼は、少しふっくらとしていましたが、変わらない優しい笑顔でした。
(年齢は知りませんが、たぶん同じくらいの歳?)


バンコクの空港をでると、ムッと暑さがこみあげてきて、アジア独特の臭いがしました。


ソムは、かつての同僚だけど、今は故郷のバンコクで、語学学校と旅行会社などを経営していました。昔から志が高い人だったけど、立派な経営者になるとは、当時、思ってもいなかった。頭がよく、いつも優しく支えてくれた彼を、とても尊敬していました。


案内されたソムの家は高台にあり、バンコクの中では高級住宅街で、庭にプール付きの豪邸でした。ゲストルームが10室ほどあり、そのうちの一つに案内されました。


わたし「大きくて素敵な家~。出世したんだね、ソム。尊敬するわ~」(ソムは日本語が流暢)
ソム「そんなことないですよ、●●さんは、東京オフィスで今も頑張ってますね」


メイドが3人もいたので、食事や洗濯などすべてのことをやってくれました。
なんて楽園!まるでちょっとしたセレブになった気分。

日本での婚活や、嫌なことを全て忘れてリラックスできそう! 


ディナーは屋根付きの素敵なバルコニーへ運び込まれました。タイ料理のフルコースをメイドたちが作ってくれました。


わたし「いろいろありがとう、ソム。感謝してるよ~。」


ソム「日本ではお世話になりました。日本は大好きな国。今でも感謝しています、でも働くのは大変な国。」


わたし「本当にそうだよね、働きすぎだよね。」


ソム「タイでは楽しく生きてないとダメ。さあ、飲んで食べてください。」


そう語って、ビールで乾杯しました。 


庭から、少し離れたところにバンコクの街並みが見えました。


昔ながらの市場、たくさんの店、混在する乗り物と人々、、バンコク。


独特のにおいと騒音、熱気。ざわざわ、なんだか落ち着かない。


でもこの雰囲気がけっこう好きだ。


なんだかすごく解放された気分になる。


バンコク1日目、終了。








婚活、お休み。(36歳記)

Yくんが、海外研修に行って戻ってくるまでに、今から20日間程もある。それからすぐ会うとしても、そんなに長い間、もやもやとした気持ちで過ごすのが耐えられない気がした。


なんで急に連絡がなくなったのか。。。そしてなぜ、今更また会うのか? 何を言われるのか?


考えたくなかった。



。。そうだ!恋人もいないことだし、今のうちに自由な旅を楽しもう!
旅なら、もやもやの気持ちから、しばらく離れることができそうでした。


アジアなら短い休みでも行ける。ネットで検索していると、シンガポールの格安ツアーがでてきた。


シンガポール、Yくんが行くところ。。。いやいや、さすがにそれはないな。


そして、タイムリーにも、以前一緒に東京で仕事をしていた、元同僚のタイ人、ソムから連絡がありました。

ちょうど家族がバケーションにでていて、誰もいないから、家に遊びにおいでよ、というメッセージでした。


思い切って、彼のいるタイ、バンコクへ行くことにしました。


4泊5日でチケットがとれました。


ソムは敬虔なクリスチャンで日曜日は教会だけれど、それ以外の時間は観光地を案内してくれるとのことでした。


タイでは、お金持ちで、かなり大きな家に住んでいるようでした。


久しぶりに婚活から解放され、自由に楽しめる気になりました。