アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

最悪の気分(36歳記)

帰路につく電車の中で、藤田さんへ謝罪のメールをしました。「連絡が遅れてしまい、お待たせして本当にすみませんでした」と。


落ち込みました。正直、フレディと会ってから藤田さんのことは、すっかり忘れていました。
そしてさらに落ち込んだのが、


藤田さんから、「●●さん、二人共とても楽しそうで、彼は恋人に見えました、まさか同僚だとは思いませんでした」と言われ、(同僚ではないけど、仕事関係者)


フレディから「あの人、彼氏だったのかな?大丈夫だった?すごく動揺してたみたいだから」とメッセージがあり。


なんと説明をすればいいかわからず、とりあえず、藤田さんには「仕事関係の人ですよ」フレディには「大丈夫です」とだけ返信しました。



どちらとも付き合っていないし、何もしていない。なのに、勘違いをされ、振られたような気分になり、最悪の気分でした。



恋人」という藤田さんの言葉がひっかかり、もうそれは藤田さんと、この先可能性がないことを示しているような気になりました。


やらかしてしまった。。。 


なんで可能性のない既婚者と時間をすごしたんだろう。。


ただ単にフレディとの時間が楽しかっただけ。でもこれは、時間の無駄だ。


とにかく今は婚活に集中しよう。





ああ、偶然!!(36歳記)

フレディ(イギリス人)と出張の時のノリにもどり、話に花が咲いていました。


フレ「●●は、頑張りすぎだよ、もっとリラックスして楽しまないと。絵画展が近くであるのでよかったらこれから見にいかない?」お互いアートが好きというのを前に話していたので、覚えていたようでした。


5時までなので、オフィスから歩いてすぐ、今いけば間に合う。OKしました。


絵画の話で盛り上がっていました。そしてフレディが趣味で描いているという絵に興味がありました。 
わたし「どんな絵を描くんですか」
フレ「油絵だけど、ほとんどが風景かな、日本の田舎の風景がとても美しいから好きなんだ」
「へ~、いつかみてみたいですね」


絵画展で鑑賞を終えて、駅に向かいました。六本木ヒルズの周辺で、東京タワーを見たり、イルミネーションが綺麗だったので、一緒に携帯で写真を撮ったり、はしゃいでいました。


突然、男性に声をかけられました。
「●●さん」


なんと藤田さんでした!!すっかり連絡するのを忘れていたのを思い出しました。


「ふ、藤田さん、お久しぶりです。いま仕事が終わったばかりで、ご連絡しようと思ってました、すみません」


うろたえていたので、それを察してかフレディが「そう、今仕事が終わってね、オフィスから出てきたところ」と藤田さんに微笑みました。


藤田さんには、「仕事関係の方でフレディです」と紹介し、フレディには「藤田さんです」と。なんと紹介していいかわかりませんでした。


フレディが、「じゃあここで。お仕事お疲れさま」と去って行きました。


藤田さんと二人きりになりましたが、なんだか、ご飯に行く気になれず。

でも申し訳ないので、一緒にご飯をたべて一時間ほどすごし、


「本当にごめんなさい、今日は疲れたので帰ります。また近いうちに」
と、お別れしました。 








フレディ からの電話 (36歳記)

藤田さんと最後に会ってから、メールでやりとりをしていましたが、会う約束はしませんでした。仕事が忙しくなり、婚活の相手と会うのは、気疲れするので避けていました。


そんなある日、週末にやり残した仕事のため、午後オフィスで独りで仕事をしていると、藤田さんからメッセージが。「今日、東京に出てきているので、よかったら一緒に晩ごはんを食べない」というお誘いでした。 仕事でオフィスに来ていることを伝えました。


「週末なのに仕事!大変だね。終わりそうになればまた連絡して」どう返信しようか考えていると、携帯がなりました。


藤田さんではなくてフレディ(イギリス人)からでした。

「久しぶり。今、●●にいるんだけど、今日ごはんでもどう」と。
正直に、仕事中ですと伝えると「え?まさか今、●●オフィスにいるの?」


わたし「そうなんです、来週もきつそうなんで、できるだけやっておきたくて」


フレディは、「そうか、大変だね。無理しないように」とだけ言いました。


夕方の4時すぎ、そろそろ切り上げて、藤田さんに連絡をしようと思っていたその時、オフィスに人影が。。


え!!


フレディが立っていました。


「まだやっているかなと思って」といろいろと差し入れをもってきてくれました。


わたし「おどろいた、、!でもちょうど切り上げて帰るとこだったから、よかった!ありがとう。」


「そういえば、IDカードなくてよくビルに入れたね。」フレ「いや、暗証番号いれたんだよ、前と変わってないね」「そっか、番号でも入れるんだっけ。」


たわいもない話をしていました。 単純に会えてうれしい気持ちになりました。