アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

相談所からの電話(36歳記)

結婚相談所からの紹介は、毎月かならず10名あります。36歳になってから、こちらがリクエストを送っても、ほぼお断りをされるようになりました。。


しばらく休会を申し出ました。休会すると月会費を支払わなくてもよいのです。


結婚相談所の担当の方から電話がありました。


いろいろと婚活についてアドバイスを受けましたが、まとめるとプロフィールを変更した方がいいとのこと。


「あなたの年収を下げて書いた方がいい」「仕事を楽しんでいるというアピールより、料理など、家庭的な女性のプロフィールに変えた方がいい」とのこと。写真の撮り直しもどうかと言われましたが、それはお断りしました。


男性はプライドが高いので自分と同じか高い年収の人には気が引けたりする。もしくはお金目当ての男性がよってくるとのこと。
とりあえず相手の年収を500万円以上に再設定した。


でも、自分のプロフィールをあえて年収を下げて書くとか、料理好きをアピールとか。。


戦略かもしれないけど、男性が好きそうに作り上げたプロフィールに興味を持って来る人なんて意味あるのだろうか。。 料理は好きだけど、それをアピールだとか。。とても違和感を覚えた。


年収を変えてかくということは、詐称ですよね、上はダメだけど、下はいいんだろうか。


しばらく休会。



再びパーティで自分を先に知ってもらおう。と決心しました。


久しぶりのトキメキ(36歳記)

2月に入ろうとしていました。婚活へのモチベーションが下がり、婚活をお休みしていました。婚活のサイトもただ眺めるだけでリクエストをするわけでもなく、たまにリクエストをもらっても、ぱっとした人がいないので(失礼!)プロフィールを読む気も失せていました。パーティにも参加せず。。


そんな時、仕事のあるプロジェクトで他社からこられたイギリス人の男性、フレディとオフィスで打ち合わせをすることになりました。とても紳士的で、婚活で会う人たちとは違う、余裕のある物ごしに、久しぶりに、ちょっとしたドキドキ感を覚えました。


薬指に指輪があったので、既婚者だとわかり、もちろん何も求めることはありません。ただ、まだときめくという気持ちが男性に対してもてるということに驚きました。


というのもここ最近、誰かと一緒にいてドキドキすることが全くなかったので、完全に歳をとったせいだと思っていました。が、素敵な人が周りにいなかっただけだと気づきました。(もしくはよさに気づけていないか)


オフィスで会議を重ね、意見交換。自分を含め、15名のチームでした。 まずはアイデアを出し合い、その彼、フレディと一週間ほど、ほぼ毎日入念に打ち合わせをしました。彼は日本語が流暢でしたが、日本語、英語半々の会議となりました。細かいところは、通訳をまかせられました。


仕事上のお付き合いなので、ただ単に素敵な方だとしか思っていませんでした。ところが、大阪の支店に二人で3日間の出張となり、フレディとは、かなりの時間を一緒にすごしました。かなりタイトなスケジュールにもかかわらず、仕事終わりは必ず一緒に食事をし、プロジェクト最終日の夜には、かなり打ち解けていました。


フレディは日本には10年以上も住んでいる40代前半ということが会話の中からわかりました。フレディと話していて、心から楽しく笑っている自分に、はっとしました。そういえば、婚活の面会の時は、どういう男性かということに神経を集中させているので、いつもぐったりと疲れていたな~。と。そして自分の将来をその相手と想像したり、絶望したりの繰り返して、心底つかれていた。。


そして、プロジェクトの第二弾は、東京になるか、名古屋かまだわからないけど、とりあえずまた近いうちに会えるね、という話をして一緒に東京へ戻り、出張は終わりました。






加賀さん3(ラガーマン)告白(36歳記)

加賀さんと、次の週末に埼玉にある神社に初詣に行くことになりました。
1月も半ばをすぎていたので、そんなに人は多くなく、すんなりと進めました。そして、手をあわせながら「誰かといいご縁がありますように」とこっそり願いました。


加賀さんをチラリとみると、神妙な面持ちで祈願をしていました。そして長い。。。長い


おみくじを引いて、甘酒を飲んだり楽しく時間はすぎていきました。


そして加賀さんは突然告白しました。


「実は。。。今、職を失ってしまって」


「。。。え?」


「婚活どころではないんだけど、よかったらまた会ってもらえるかな」


「。。。、え、お仕事辞めたんですか?」


出版社の方で大きなリストラがあったらしく、今は職探しをしながら、ネットの記事をかくアルバイトでつないでいるらしい。


「そうですか、大変ですね。でもきっと長年の出版社での経験がおありだから、すぐに次の仕事がみつかりますよ!応援しています。」


とだけ伝えました。


「失職がきっかけで、また鬱っぽくなってしまって。ほとんど家にこもってた」


「そうなんですか、大変でしたね」としか言えず。


その後、彼の話から、そもそも、長年うつ病を患っていた、やっとよくなりはじめたので、結婚して落ち着いた生活をしたいと思い婚活、その矢先にリストラがあり、再び鬱の症状がではじめた、それでしばらく会えなかったとのこと。


正直にすべて話してくれた加賀さんには、感謝したいと思いましたが、そんな彼を支えたいという気持ちは持てず。申し訳ないけど、そこまでの気持ちはない、と正直思いました。(すでに恋人同士ならまた別の話ですが)
 
そんな彼を支えていきたいと思える、素敵な女性をみつけてください、と強く願いました。そして、正直にそれを伝えました。


これは、かなり辛いことでした。自分がひどいことをしているような罪悪感にも襲われました。


友人としてなら、時々あって励ましたり楽しい時間をすごしてもいい。けどそれは、婚活しているもの同士、お互いに無駄な時間になるだろうし、変に期待をさせても相手をさらに傷つけるかもしれない。


いろいろ考えて、やはり「申し訳ないですが」という結論に達しました。