誰とも会うことをしばらく避け、会社の人以外は、休職中のことを秘密にしていました。実家の両親にも心配をかけたくないので、話していませんでした。Yくんが心配して一度だけ顔をみせに来てくれ、一緒にお茶をしました。
もうすっかりアレを辞めたというYくん、昔のYくんと変わらず二人の関係も元に戻ったように感じました。
2週間、ゆっくりと休み、身体は少し回復してきたように感じました。
しかし、時間がたっぷりあるとネガティブな思考回路が自分を取り巻き、精神的によくないことに気づきました。何かをやっていないと絶望的な気持ちになる。
そして、ぼーっとするのも2週間をすぎると飽きてきてしまった。やっぱり仕事に戻った方が自分にはいいのか?
果たして戻れる場所はあるのか?
そんな時、ふと開いたフェイスブックの掲示板に、スウェーデンで日本語教師募集という文字を見つけた。
差出人は、マイケルの友達でパーティに来ていたスウェーデン人のトーマスだ。
彼の地元の日本語学校で募集をしているので、日本に住んでいるトーマスはその情報をシェアしてリクルートのお手伝いをしているみたいでした。
へえ、海外で、こんな仕事も面白そう、とふと思い、興味のある人は連絡を、とあったので、興味本位でトーマスにメッセージを送ってみました。
すると、応募条件が送られてきました。
講師はフルタイムで、スウェーデンにこの先住める予定の人。
日本語教師の資格を持っている人。(試験に合格している人)
の二つであり、自分にはどう考えても無理だということがわかりました。
「残念だけど無理だね、興味はあるけどね」、とトーマスにメールをすると、後日、電話がかかってきました。
※コメントくださる方々、ありがとうございます。公開はしませんが、全部読ませてもらっています。