アラフォー婚活~回想録ブログ~

いままで結婚を考えたことがなかった自分が35才をすぎて婚活を決意。結婚にいたるのか、一生独身なのか、結果がでるまでの回想録のブログです。

シングルで終える一生 (36歳記)

孤独死が近所で起こったことで、しばらく夜はぐっすりと眠れませんでした。


金縛りにも度々あいました。


このまま自分は孤独な一生を終えるのかも、というネガティブな思想が自分をがんじがらめにして、苦しめていました。


結婚できないかもしれないという恐怖から逃れる為にできること、、、


一つは、諦めず婚活を粘り強く頑張り続けることと、


もう一つは、


一生シングルでも楽しめる人生をシュミレーション(準備?)すること。


パートナーがいない寂しさはあるかもだけど、せめて、経済的にゆとりのある老後にできないだろうか?


そこで、以前に調べた、お一人さまを楽しむために必要なお金を詳しく調べ直し、愕然としました。


以前読んだ、「貯金が2000万あれば、楽しく老後をお一人様でも送れる」という記事を勘違いしていました。老後までにとりあえず2000万近い貯金があればいいのだ、と思い込んでいました。(そんなわけないか)


それは持ち家(orマンション)がすでにあり、ローンも返済済みで、定年退職時点で(60歳〜65歳)2000万の貯金があれば、厚生年金にプラスでなんとか楽しく生きていけるという意味でした。(そりゃそうだ)


持ち家もマンションも持っていない自分。もし仮に今からローンを組んで安い物件を購入したところで、ローンを返済することで生活がいっぱい、いっぱいで、貯金どころの話ではなくなる。


それでも現在の貯金を使ってどこか物件を購入しておいた方がいいのか、それとも貯金額を増やす方に集中した方がいいのか。。そもそも独身女性がローンを組めるのか??


とにかく、お金の面で不安をクリアーとは全くなりませんでした。


大学を卒業してから必死でフルタイムで仕事してきて、人生の最後は、孤独と貧乏で終わるなんて悲しい、と思いました。


もちろんお金が全てではないけど、、、、。


一生一人で楽しく人生を生きていける人って、相当な経済力(労働力)が必要なんだ。。
もちろん、友達との繋がりや趣味、孤独に勝てる頑強なハート。もちろん健康も。


なんだか自信がなくなってきました。



でも現実には、東京の生涯未婚率は、女性で19%もいる。(男性は26%)このままいけば将来かなりの確率で、高齢の独身者があらゆる所に。。(自分も含め)


いや、そうなると、その頃には安くて楽しい施設やコミュニティがもっと出来てるんじゃない?カジノが出来る老人ホームがある、というのも最近きいたし。。

新しい文化が生まれているんじゃないかな、独身者のパラダイス!。。


楽観的に考えよう! 


独身のいいところ。。。じ、自由があるさ!

アパート惨事 孤独な現実(36歳記)

アパートに戻り、マイケルの事を少し考えていました。


もしかして、あのシンガポールの彼女とは実はまだ付き合っていて、日本にいる間、期間限定の彼女を探しているのでは? 
そんな気がしてきました。。。


とにかく様子をみて慎重に。。。 


そんなことを考えていると夜あまり眠れず、次の朝(日曜日)、昼過ぎまでダラダラとしていました。


注意(→ 以下、気分が悪くなる内容かもしれませんので、苦手な方は読まないでください。)


なんだか外がいつもよりざわざわしている。


窓から外を覗くと、道路を挟んで、向かい側のアパート1階にパトカーと警官。そしてブルーシートで部屋が覆われていました。
それを見た瞬間、「えっ、もしやまさか。。」とハラハラしました。


コンビニへ行くついでに立ち止まったところ、集まっている近所の人の話によると、40代の男性が孤独死していたのが発見された、と。


瞬時に、「やっぱり」と思いました。。。。


実は、二ヶ月程前のある暑い日、そのアパートの周辺を通る時に、異臭がしたのです。ただ、それがずっとではなく、一瞬、強烈に臭ったものの、全く臭わなくなりました。。部屋の窓は全て閉めてありました。
その時、もしかして、と脳裏に浮かびましたが、まさかと思い、警察には何も連絡をせずにいました。もし想像するような事であれば、そのアパートの隣や上の住人が気づかないわけがない、と思ったのです。その部屋の2階の住人を見たこともあるし。。。



後にわかったことは、41歳の独身男性で死因は脳梗塞。
脳梗塞ってお年寄りの病気だと思っていたのに。。40代でもなるんだというショック。そして数ヶ月もの間、誰にも気づかれることがなかったという現実。


人付き合いがなかったのだろうか?
家族とか友達とか同僚とか?? 誰も彼を探す人がいなかったということ?ニート?


どんな男性か、顔を見たこともなかったけど、とにかく41歳という短い人生の最後が、悲しすぎると思いました。とにかくショックでした。 


ーーご冥福をお祈りします。

マイケル⑥ 防衛反応?(36歳記)

瞬時に、マイケルに付き合っている人がいないか確認をしないといけないと思いました。(スピードデートに参加する人=もちろんいないと思いこんでいたけど)


マイケルは、「彼女は、いないよ」と言いました。


ーーえっ?それだけ? その続きはないの? 


付き合って、とか彼女になって、とか。。


マイケルは、You are beautiful(綺麗だよ)やattractive(魅力的だよ)など決まり切ったことは言いましたが、好きという言葉は言いませんでした。。。


なんとなくだけど、この状態で関係を持ってしまったら、遊ばれて捨てられるような気がする。。


不安なままで身を委ねるのは危険ずぎるという防衛反応から、迫りくるマイケルに、自分から距離をとりました。


マイケルは特には嫌な顔はせず、紳士的な態度でした。その後も変わらず優しく接してくれました。


その夜は、終電でアパートに戻りました。本音はもっとマイケルと楽しい時間を過ごしたかったけど。


もし、あの写真を見つけていなければ、自分も雰囲気に流されていたかも。。。


でも、それはそれでよかったのかな。。。 幸せ気分だったし。。。


変に真面目で楽しめない自分がいました。防衛反応が強すぎる?


マイケルは魅力的だけど、だからこそ慎重に進めよう。。でないと痛い目に合う気がする。。。


とりあえず、もう少し距離を置きながら、、、


彼とチャンスがまだあるのかすら、わからないけど。。。